~モロッコ新居探しの巻~
モロッコで新居探し
ということで、前回の続き。
ベニメラルに着いたのち、職場挨拶を終え、少しの間ティータイムを過ごしたJICA一行は、同僚ソアフさんに連れられ、不動産屋さんと合流!
見た目はうさん臭そうなおじさん。ほんとに大丈夫か。。
そもそもモロッコの標準的な家ってどんな感じだ??
ホームステイ先もちょっと裕福な家庭だったんでこの頃は知らなかったです。。
まず1件目、職場から徒歩2分のアパートへ。
JICAの規定上、外観など場所がわかる写真はNG。
この規定によれば、しっかりした外壁やアパートの入り口に扉があり、しっかり鍵ができるか、窓には鉄格子があるか、などが書かれています。あとは1階と最上階は侵入される可能性があるので、ダメ!ゼッタイ!
今回の物件は、4階だったのでまずはクリア。
さて内装はというと・・・
入って早々、こんな感じか、、、
これは豪華すぎるでしょ。
寝室はこんな感じで。ダブルベッド完備。
ちなみにお客様用の寝室がもう一部屋ありました。
僕が見に行ったときは、大家さん家族が暮らしていて小さな子がいたので、その子の寝室になってました。
ここにも、モロッコソファーがずらっと据え置きで、テレビも有り!
食事をここで摂ったり、テレビを見たりって感じですかね。
他にも1部屋、トイレとシャワーは2つずつ、バスタブも1つありました!
日本でもこんな家住んだことないよ、、、
ここから家賃の話です。
もともとJICAが支給してくれる家賃は月に5,000DH、これは日本円に換算して5万5千円くらいです。
まぁ日本みたいにうまくいくことなく、大家さんに月6,000DHだと言われました。
(そもそも不動産屋さんにも、JICAの上限は5000DHだと伝えていたはず・・・)
さすがモロッコ。
と、まぁここからは交渉ですよね。。
JICA側にも、モロッコ人スタッフがいるので、交渉スタート!
なにやら家具全般が高級品らしい・・・
他にもベッドは良いやつだから、大家さんが使いたい。テレビも2個あるから1つ欲しい。等々うんたら話してました。
なのでそれらを取っ払ったら、月々5,000DHオッケーとのこと。
もちろん、こちとらそんなものいらねーよ!
とのことで、1件目終了。あとは契約するまでに他に住みたい人が出てこないかが心配。
続きまして2件目。
ここも職場から徒歩5分くらいの近場!
写真撮り忘れてたんだけど、まず、、、平屋やないかい!
この時点で、JICAの規定上アウト。家に入る前に希望はなくなりました。
部屋は広いけど、1件目に比べるとなんとも言えなかった。割愛。
次が最後、3件目。
この物件だけ、別の日に同僚と一緒に見に行きました!
職場からは、徒歩15分ほどの場所。ちょっと((((ここに脚注を書きます))上り坂でしんどかった。))
1件目、2件目と比べるともっと庶民向けって感じの家でした。
日本の市営住宅的な感じをイメージしていただければ、と思います。
今回は2階だったので、第一段階クリアー。
さて、内装はというと、、、
キレイではあるけど、1件目と比べるとって感じでした。
家具もないし、イメージしづらかった。
シャワーは最低限って感じでした。
以前、ホームステイした先もこんな感じで、お風呂に対しての考え方は日本と違うなって思った。
キッチンは、いい感じでした!
ただ、大家さんがすごいガツガツしてきたので、ちょっと萎えました。
写真撮っとけとか、ここにはレモンが生えてるんだとか、、、
どうだ、どうだ!って感じ。。。
でも、やっぱりモロッコで、1ヶ月に5,000DHってすごい収入なんだって感じた瞬間だったわ。
感覚的に5,000DHってすごい大金なんですよね。
今後、日本とモロッコの物価の違いや収入 についても詳しく書いてみたいと思います。
と、まぁここまで書いてみたんですけど、僕自身1件目を見た時点でココが良いって感じで、他もとりあえず見とくかって感じでしたね。(笑)
広さ、清潔さ、大家さんの人柄、立地、トータル的に見ても1番よかったですから!
この時点でJICAスタッフさんは、首都ラバトへ帰っていたので連絡!
そっから大家さん、不動産屋にも連絡を入れてもらい、契約書作成へ!
契約するまでの2週間はホテル住まいでした。これがまた結構しんどかった。。
ってことで、次の記事はホテルでどんな生活をしていたのか書いてみようか!
次回、ベニメラル ホテル生活の巻。