協力隊活動内容(ベニメラル)in モロッコ
そもそも、どんな活動するの?
さて、前回までは首都ラバトから僕の任地ベニメラルでの、ホテル生活を振り返っていきました。
今回は、具体的にどんな職場で青年海外協力隊員として活動していくのか、ということを書いていきたいと思います!
単刀直入に、僕の仕事は
卓球のコーチです。
前の記事にも、少しだけ写真を上げていたので、
読んでいない方はこちらからどうぞ。
あれ、青年海外協力隊でそんなこともするの?
と思われるかもしれませんが、意外とスポーツ分野やマーケティング、他にも理容学校の先生なんて職種もあるんですよ!
なぜ派遣されたのか?
では、なぜ僕がボランティアとして派遣されたのかというと、
モロッコ政府から以下のことを要請されたからです。
- 卓球を通じた、情操教育の実施・定着
- 卓球の技術向上
以前にも、ベニメラルの卓球クラブにボランティアが派遣されていて、
その方たちの活動が好評だったため、再要請があったとのことです。
技術向上なら誰しもイメージが沸きやすいと思うんですけど、
情操教育って、なかなか耳にすることがないと思います。
Wikiによりますと、
感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするためとされる教育、および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称。
ってことは、メンタル面の教育ってことですかね。
日本でも一般的にスポーツを教える時は、道具を大切にしたり、仲間を大切にする、思いやりをもつ、など同時に教わることが多いと思います。
なので、活動内容は・・・
途上国モロッコで、日本式の練習を導入し、技術向上と
精神面での教育をする!
みたいな感じですかね。
でも、いきなり異国から来た人にあれしろ、こうやれとか言われても
なかなか受け入れにくい部分があると思うのです、
2年間で少しずつ定着させていくということが大切だと思います!
実際には
では、僕が2年間どのように活動していくのか書いてみます。
活動場所は、モロッコ政府が管轄する複合施設で行っています。
複合施設なので、他にバスケットやサッカーなどのスポーツ、楽器の演奏会や
他のイベントで使う会場などが併設されています。
活動時間は、
火曜~土曜 10:00~12:00 14:00~19:30
日曜 10:00~13:00
月曜はお休み。
日曜は、他の町で大会が開かれたりするので、朝から遠征なんてことも。
ラマダン期間中は、少し練習時間も変わってくるんですけど、
それはまた別の記事にまとめようと思います。
平日の午前中ってだれが練習するのって感じですよね。
学生だったら学校行く時間だし、大人はふつう働いてますよね。笑
なので基本的に午前中に練習に来れる人は少ないです。
モロッコの小学校は、10時頃に終わるみたいなので、
それから来れる小学生数名、週に1回だけ体育の授業?のようなもので、
20人くらいぞろぞろと、練習場にやってきます。
夕方からの練習は、大人も含め子供たちが15人程度やってきます。
それも日によって人数は違っているんですよ。笑
以上が、活動で関わっていく人になります!
こういった環境で自分がどれだけ、モロッコ人のためになれるのか。
自分の成長のためにも日々模索しながら活動しています。
次回は、実際の練習風景を中心に書いていこうと思います!
Au revoir!
今回は文字ばっかだったので、おまけ写真。