モロッコ隊員 卓球を楽しむの巻

青年海外協力隊 2018年度3次隊 卓球隊員としてモロッコで活動中の日記

最近の出来事

ぼんじゅーる!

 

今回は何書くか迷ったけど、

最近あった出来事について書いてみます!

 

良いこと悪いこと1つずつありました!

 

 

まずは、良かったことから!

 

先日行われた Cup de Maroc という大会の途中に、

みんなでカフェに行ったときの話。

 

そこで、現モロッコチャンピオンと話す機会があり、

こんなことを言ってくれました。

 

「俺の夢は、オリンピックに出ることだ。

    だけど、自分の今の年齢では厳しいから、

      将来モロッコの子どもたちを育てて、

         一緒に出ることが今の目標だ。」

 

 

あー、今まで見てきたモロッコ人の中で、

一番まとも、というか信頼できるなって感じでした。笑

こんなこと言ったらあれなんですけど、

どんな所にでも素晴らしい人っているもんだな。笑

 

今まで、ほんとに自分は必要なんだろうか?

こいつらは好きに卓球することだけで幸せなんじゃないか?

 

とか、他にも色々考えることはあったけど、

少なからずこんな人がいるなら頑張れるし、

自分のやってることも人のためになっているように感じれる。

 

先週イタリアから帰ってきた選手も小さい子どもたちに

しっかり教えてくれるし、面倒見もいい。

こんな人が増えていけば、モロッコの技術、精神面でも成長できるのかも。

 

 

次に、良くないできごと

 

まずは、この写真をみてくださいな。

 

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解読不能

 

何の紙かと言うと、

先週、子供に渡したノートの切れ端です。

 

最近は、子供たちの卓球ノートを持たせ、

どんな練習をしたか、何のための練習か、

練習するうえで注意意識することを書かせています。

 

そのときに、ノートを持ってきていない子に

ノートの切れ端を渡してたもので、体育館の外に捨てられていました。

 

最初は、ほんとにあの子が捨てたんかな、別のこどもが捨てたのかも、

とか考えてたんですけど、他にあんまり可能性はないし、

見覚えのある文字だなって思ってました。

 

それでその子に直接、「この紙捨てたのか?

って聞いたところ、「捨てた。持ってないといけないと知らなかった。

とのことで、ちょっとショック。ってかありえん。

 

書いてた内容は大したことなかったけど、

人から貰ったものをそんなところに捨てるか。。

せめて自分の家で捨てておけば良かったものを。

 

さすがに許せんかったので、

その子とは練習することをやめました。

一応、人から貰ったものは捨てるな。ってことと、

今後あなたの行い次第で練習するとだけ伝えてる状態です。

  • 普段から練習に来ない。
  • 自分勝手で他人に対して厳しい。
  • 練習の準備・片付けができない。

以前からこんな感じの子だったので、少しずつ成長してもらいたいものです。

 

うーん、

言葉の壁があって、言いたいことが伝わってないのか、

本当にどうでもよくて捨てたのか、真相は分からん。

日本人ならもらったものは、とりあえず意味わからんでも

持っておく気はするけどなー。最悪家までは持ち帰るはず。

 

こういう問題が起こってしまうのは、

ロッコ家庭環境や学校での道徳面の教育不足が原因じゃないかな。

 

日本と比べ、ポイ捨ての数の多さ時間に対してルーズな点

この2点だけ取り上げても、モラルが欠けてるように思う。

 

日本では、ほとんどの人が守れていることが、

ロッコでは、ほとんどの人ができていない。

そんな中で育った子どもが普通というか、常識のある人にはなりにくいと思う。

 

中には、高い目標を持った子どももいるから

その子たちがモロッコを変えてくれることを願います。

 

これ以上言ってもキリがない。

 

P.S

明日から Ifrane で合宿が始まります。

またブログでどんな感じか書いていきます!